SとはサービスのS

「SMプレイ」というのは、基本責める側のSが男性で、責められる側が女性の場合が多いと思われます。

もちろん、本来のSとはサディズムのSなのですが、ある程度SM業界に身をおいた人のほとんどは、Sとは「サービス」のSだと口をそろえて言うそうです。

一般レベルでのわかりやすい「SMプレイ」のイメージというのは、猿ぐつわや目隠しをされ、荒縄で亀甲縛りにされた女性が服を着た男性の足の爪先を這いずりまわるような、まるで犬がエサや水を得るときのような惨めな格好をさせられている姿ではないでしょうか。

一見、男性は傲慢であり女性は服従的であり、奉仕という面では女性が男性に一方的に行っているように思われます。

Sの男性は、相手がどのような命令や行為をされたら喜ぶかということを第一に考え、Mの女性というのは自分がどのような命令や行為をされたら喜ぶことができるのかということを第一に考えます。

そういう意味では、Sの男性のほうがよっぽど奉仕的であるのです。

Sの男性は相手のことを深く考え、考慮しているのに対してMの女性はあくまでも自分がまず第一です。

Sの男性は、別に暴力を振るったり相手を傷つけたいわけでは決してありません。

相手をいかに喜ばせるか、満足させるかということで自身の満足や快楽を得るのです。

真のSであれば自分のことは二の次であり、まずは相手の快楽のことを考え、そして相手が快楽を感じる姿を見てSの男性も快楽を得ることができるのです。